株式会社二村建築の規格住宅「弥彦の平屋」が、このたび2020年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。グッドデザイン賞は2018年に続き2度目の受賞です。
「弥彦の平屋」は比較的コンパクトな規模設定とし、世帯人数が減っている現代社会に適合させつつ、どんな敷地にでも対応する多様性を高く評価されました。
当社では今回の受賞を契機に規格住宅「弥彦の平屋」の販売拡大を図るとともに、ものづくりにおけるデザインの活用を積極的に推進し、ブランドイメージの向上に務めてまいります。
プロデューサー:株式会社二村建築 代表取締役 二村清栄
ディレクター:株式会社二村建築 専務取締役 二村清人
デザイナー:株式会社二村建築 専務取締役 二村清人
【審査委員の評価】
単純な片流れ屋根を持つ平屋の規格住宅である。平屋の住宅は、大きな敷地を要し、ダイナミックな空間構成が難しいといった固定観念に縛られがちだ。しかしこの「弥彦の平屋」は、比較的コンパクトな規模設定とし、世帯人数が減っている現代社会に適合させつつ、どんな敷地にでも対応しやすくしたところが成功している。職人の手による丁寧な仕事から生まれる空間の質は、家の隅々にまで行き渡り、ロフト状の空間は、生活の変化などにも柔軟に対応できる余地ともなり、多彩な生活を許容する冗長性も併せ持っている。平屋にまつわる先入観を様々な点で払拭してくれている。